一畑電車に乗る 「出雲大社前>>>川跡>>>松江しんじ湖温泉 編」

一畑電車に乗車した時の様子 出雲大社前⇒川跡⇒松江しんじ湖温泉

 【2013年12月16日 月曜日】

一畑電車に乗る 「旧大社駅と出雲大社 編」からの続き。

旧大社駅と出雲大社での観光を終え、10:30すぎに一畑電車の出雲大社
前駅に戻ってきた。駅に戻った後、何気なく、駅構内で展示しているデハニ
50形の方へ行ってみると、車内が解放されていたので、早速、見学する事
にした。因みに朝の8時台では車体の扉に鍵が掛けられており、車内へ入
る事が出来なかった。

       出雲大社前駅で保存・展示されているデハニ50形
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↑の写真。デハニ50形はホームに停まっているように見えるが、駅構内・改
札口の外で展示しているので、見学する際は入場券や切符といった類のも
のは不要である。

           デハニ50形の説明文
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説明文によると…デハニ50形は1928年~1929年に登場し、製造数は計4
両、自動扉に改造される事なく2009年3月に現役を引退したが、映画「RA
ILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」の撮影のため2009年8
月に再び本線上を走ったとのこと。

又、現存するのは52号と53号の計2両であり、出雲大社前駅で保存してい
るのは52号の方であるが、53号の方は雲州平田駅構内で保存していると
のこと。・・・です。

       鋲が打ち込まれた車輌が2009年まで現役だった
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阪堺電車にも同じ年齢の車輌が存在するが、ちょっとまた雰囲気が違うか
な・・・どう違うかは上手く説明出来ないが・・・とにかく違う。

       デハニ50形 車内の様子
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このような雰囲気の客室が2009年まで現役だったとは驚きである。2009年
といえば、まだ最近のことであり、今、このブログを書きながら「この頃に乗
りに行っておけば良かった…」と後悔している。内外共にレトロであるが綺
麗であり、かなり手直しが施されていた。

       デハニ50形 運転台
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       このようなポスターが貼られていた
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この映画のストーリーは49歳のおっさんが運転士になったという物語なんだ
ろうけど、観たことがないので詳しい事は分からない。ま、その内、テレビで
やると思うので、その時は絶対に観ようと思っている。

デハニ50形を見学した後、やる事がなくなったので自宅の方へ帰ることにし
た。ま、探せば何か有ったんだろうが、思いつくものが無かったのである。
この時間帯、出雲大社前から川跡方面の列車は綺麗な等間隔ではないが
、ほぼ1時間間隔で運行されており、先発は11:12発の普通・川跡行きなの
で、これに乗ることにした。因みに当初の計画では後続の12:21発の方に
乗るつもりで居た。

出雲大社前駅は主要な駅なので自動券売機の他、駅員が居る窓口の切
符売場も併設されている。切符を買う際、もしかして窓口では硬券のような
ものを発売しているのでは?と思い、窓口氏に訊いてみれば「自動券売機
で…」とのこと。

       出雲大社前から松江しんじ湖温泉までの片道切符
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この当時、出雲大社前から松江しんじ湖温泉までの運賃は790円であった
が、現在は消費税率引き上げ(8%)に伴い、810円となっている。

       出雲大社前11:12発の川跡行きに乗車する事にした
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時刻表によると出雲大社前11:12発の列車は、平日ダイヤ(月~金)では川
跡止まりであるが、休日ダイヤ(土・日・祝)では松江しんじ湖温泉まで直通
する。

時刻表・運賃、その他の詳しいことについては、↓でリンクしている一畑電
車のホーム頁で。内容が詳しく一畑電車に乗るのなら、これでばっちり
http://www.ichibata.co.jp/railway/

出雲大社前駅も電鉄出雲市駅と同じく、列車毎に改札を行っているので、
ホームへは自由に入ることが出来ない。(この日)11:12発の普通・川跡行
きの改札開始時刻は11:02頃だった。ホームには元・京王帝都の車輌が
停車していた。

 ★出雲大社前1112→1123川跡 「一畑電車//普通」
前よりの車輌に乗車。この日は平日なので列車は↑で書いた通り川跡止
まりであるが、休日(土・日・祝)は松江しんじ湖温泉まで直通する。

       一畑電車//普通(出雲大社前駅)
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↑の写真。顔付きが少し異なるが、元・京王帝都の車輌である。

       車内の様子(出雲大社前駅発車待ち中)
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車体は元・京王帝都のものであるが、座席は元・小田急ロマンスカー、台
車は元・営団地下鉄のものを使用している。

11:12、定刻通り出雲大社前を発車。車内は出雲大社前発車時、お客は小
生を含めて計2人程度と空席多数、空いていた。途中、高浜で2人ほど乗
車が見られた。

       途中の車窓(遙堪~高浜)
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列車は田園+住宅地の中をのんびりと走っていく。

11:23、定刻通り終点の川跡に到着。

       一畑電車//普通(川跡駅)
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川跡に到着した後は11:25発の普通・松江しんじ湖温泉行きに乗り換えて
終点の松江しんじ湖温泉へ。列車は元・南海電鉄高野線の車輌を使用し
ていた。

 ★川跡1125→1136雲州平田 「一畑電車//普通」
前寄りの車輌に乗車。この列車は電鉄出雲市11:16発の普通・松江しんじ
湖温泉行きであるが、休日ダイヤでは運行パターンが異なるので、詳しくは
↑でリンクしたホーム頁内にある時刻表で。

       一畑電車//普通(川跡駅)
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↑の写真。元・南海電鉄高野線の車輌である。
11:25、定刻通り川跡を発車。車内は川跡発車時、お客は計5人程度と空
席多数、空いていた。

       車内の様子(川跡~大寺)
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車内はロングシートとなっている。この形式にはクロスシートも存在するが、
そちらは静岡県の大井川鉄道の方へ行ってしまった・・・

車内で車窓を眺めながらボケ~っとしていると、ちょっと想定外の事態が発
生。。。乗車中の列車は(時刻表上)松江しんじ湖温泉行きであるが、雲州
平田に到着すると、お客が全員、列車から降りて同じホーム向かい側に停
車していた列車に乗り換えるではないか。。。何が起きたか分からず、小生
も他のお客につられて、その列車に乗り換えることにした。お客が乗り移れ
ばすぐに発車。列車は元・京王帝都の車輌を使用していた。

途中の雲州平田で乗り換えを強いられた理由は不明である。もしかして車
輌に不具合でも発生したのか(?)。列車が雲州平田に到着する直前に車
掌が何やら放送を行っていたが、小生はその放送を聞き取ることが出来な
かった。走行音などの雑音が入り良く分からなかったのである。その放送
内容はもしかして雲州平田での乗り換えについての御案内だったの可能
性が高い。

 ★雲州平田1136→1213松江しんじ湖温泉 「一畑電車//普通」
前寄りの車輌に乗車。車内は雲州平田発車時、お客は小生を含めて計5
人程度と空席多数、空いており、途中、いくらかの駅で乗降が見られたが
、この状態が終点の松江しんじ湖温泉まで続いた。この列車にはアテンダ
ントと呼ばれる美しい女性が乗務し、宍道湖などについての観光案内を行
っていた。彼女は観光案内だけではなく様々な業務をこなしていたと記憶
している。観光案内は良いサービスであると思う。

       途中の車窓(雲州平田~布崎)
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       途中の車窓(園~一畑口)
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列車は宍道湖の畔をのんびりと走っていく。宍道湖が見える区間は予想し
ていたよりもかなり多く感じた。アテンダントが宍道湖の最大水深は6メート
ルと案内していた。

       途中の車窓(一畑口駅発車時)
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一畑口駅はスイッチバックの駅なので、この駅を境に進行方向が変わる。
何故、こんな平地にスイッチバック?といった疑問が出たが、昔はこの駅か
ら北側へ線路が延びていたようだ。↑の写真は編成の後側から撮影。分
かり難いかも知れないが、左側に川跡方面の線路が見えている。

       途中の車窓(一畑口~伊野灘)
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       車内の様子(伊野灘駅停車中)
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元・京王帝都の車輌は↑のようなロングシートも存在するが、こちらが原形
であると思われる。

       途中の車窓(高ノ宮~松江フォーゲルパーク)
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       途中の車窓(秋鹿町駅到着時)
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       途中の車窓(イングリッシュガーデン前~松江しんじ湖温泉)
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終点の松江しんじ湖温泉に到着する直前に車内放送で駅からJRの松江駅
方面へのバスについて案内していたと記憶している。ただ、小生はそのバ
スに乗るつもりがなかったので放送内容は聞き流している。

12:13、定刻通り終点の松江しんじ湖温泉に到着。

今回は小生の地元を走っていた元・南海電鉄高野線の車輌と久し振りに再
会出来たし、旧大社駅や出雲大社にも行く事が出来た。様々な面で良い経
験になったと思っている。

       一畑電車//普通(松江しんじ湖温泉駅)
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クリームに明るい青のラインが入ったこの塗り分けは、一畑電車のリバイ
バルカラーなんだそうな。

      隣には元・南海電鉄高野線の車輌が停まっていた(松江しん~)
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元・南海電鉄高野線の方は近い将来引退すると言われている・・・

       松江しんじ湖温泉駅で見掛けた元・京王、京王色の編成
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元・京王のこの車輌は一畑電車「ばたでん」の他、香川県の「ことでん」、愛
媛県の「いよてつ」、山梨県の「富士急」でも活躍している。京王の軌道幅
は井の頭線を除けば1372mmと稀有な存在であるが、1067mmまたは1435
mm用の台車に履き替えるなりして至るところで活躍しているのは、使い勝
手が良いという事なのかも知れない。

■いよてつ 青春18きっぷ 冬 「2008.12.26~29の乗車報告 Ⅲ」

■ことでん ことでん 1日フリーきっぷを使って乗り鉄

■富士急 富士急に乗る 「後編

       松江しんじ湖温泉駅 駅名板
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       松江しんじ湖温泉駅 駅舎
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松江しんじ湖温泉駅はガラス張りの近代的な外観をしており、形状的には
駅に見えないかも知れない。

駅前には足湯が併設され、淑女が一人、ゆったりくつろいでいた。

       松江しんじ湖温泉駅の駅前に併設された足湯
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松江しんじ湖温泉駅に到着した後は徒歩でJRの松江駅へ。双方の駅との
間はそれなりに距離があり、路線バスが存在するようだが、今回は前もっ
て歩くと決めていた。

       松江しんじ湖温泉駅の位置(地図は拡大・縮小可能)

松江しんじ湖温泉駅からJR松江駅までの道順は前もって脳味噌に叩き込
んでおいた。

12:26、松江しんじ湖温泉駅を出発。天気は雲の多い晴、微風、体感温度
は温暖、この季節にしては良い気象条件が整っていた。

駅の近くに坦々麺の発祥の店だったか、それとも元祖の店だったか、どち
らか覚えていないが、そのような店が有ったので一瞬中に入り掛けたが、
昼メシ時で人が多そうな気がしたのでそのまま素通りした・・・

       途中で見掛けた道路標識
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↑の写真。突き当たりを右折し、宍道湖を渡る宍道湖大橋を通ることにした
。個人的にはこの橋を渡るルートが最も分かりやすいと思う。

       宍道湖大橋
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↑の写真。この橋を渡り終えて最初の信号を左折、東へまっすぐ進めばJR
の松江駅に至る。この橋、夏は太陽光を遮るものがないので暑い…熱いや
ろなぁと思う。

赤信号と↑の写真を撮った以外はノンストップで歩き続け(小さな赤信号は
無視したよ)、12:55にJRの松江駅に到着。松江しんじ湖温泉駅からの所要
時間は29分だったので距離して大体2Kmくらいか。マイペースで歩いたの
で、頑張れば25分くらいで行けたかも知れない。

この後、青春18きっぷを使用して自宅へ。

                              (一畑電車シリーズ 終)

この記事へのコメント

やべっち
2014年08月14日 13:01
Mr・kサン(^O^)こんにちは!!

中井貴一主演の
「Railways」

泣けます!!(^。^;)
是非、ビデオ屋サンで借りて来て御覧になる事をお勧め致します!!
(^∀^)ノ

ついでに(^。^;)三浦友和主演の
「Railways2」
…なる物も有り、此方は富山地方鉄道を舞台に、旧西武鉄道5000系のレッドアローが影の主役となっています!!
2014年08月16日 10:18
やべっちさんへ。おはようございます!

2も存在するようですね。富山地鉄が選ばれた理由は年季が入った駅舎が多く、長閑な風景が広がっているからでしょうか・・・(?)。一度、観てみようと思います。
2015年01月24日 00:33
 ブログみました。青春18きっぷで松江まで行きそこからノスタルジックな雰囲気の一畑電車で出雲大社へ自分も行ってきました。本当によかったです。写真をみているとまた乗りたくなります。ありがとうございました。 
2015年01月25日 21:12
クラさんへ。はじめまして!

ブログの方、閲覧しました。情報が満載なのでこちらとしても色々と勉強になります。ありがとうございます。私が出雲を訪問したのは冬だったので、機会があれば次は春かな、と思ってます。

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